Prosodie discursive : l’écrit et l’oral
談話のプソロディー:書き言葉と話し言葉
Résumé
日本語の談話のプロソディは、言語的には、談話を構成する各成分の意味的限定機能に対応している。しかし、書き言葉と話し言葉では、この機能を表示する言語形式が異なるため、発話時のプロソディも異なったものになる。また、話し言葉には、話者の意図や態度、聞き手との関係などのパラ言語情報も含まれるため、書き言葉的スタイルの発話には見られない上昇音調を伴った多様なイントネーションが実現される。